直帰率とは【ネット集客用語集】

ウェブサイトにアクセスした人が、1ページしか閲覧しなかった割合。Google アナリティクスで値を確認することができる。低いほうが良いとされる。

直帰率が高い=悪いサイト?

直帰率が高いことが悪いこととは、一概には言えません。

例えば技術系ブログサイト。検索によって記事ページを訪れて閲覧した人は、欲しい情報が得られたらそこでブラウザを閉じたり他の仕事に戻ったりしますので、直帰率は80〜90%と高くなるのが普通です。逆に見れば、直帰されたのは1ページで的確な情報を提供できたから、ともいえます。

直帰率が高いことが問題になるのは、例えばこんなケースです。ある商品のことを知りたくて企業のサイトを訪れた人が、ホーム(トップ)ページから閲覧を始めた。でも次にどのページを見ればいいかわからなかったので、しかたなくページを閉じてしまった。このような直帰は、早急に改善されるべきでしょう。

直帰率を下げるには

直帰率を下げるということは、ウェブサイトの利用者が「どこをクリックすれば、次に私の知りたい情報が得られるか」がかんたんにわかるようにする、ということです。

直帰率を改善するのに必要な作業は、主にデザインと配置の変更です。場合によっては、情報の整理のし直しや、ページ構成の変更も必要になるかもしれません。

また「スマホで見ている利用者は特に直帰率が高い」など、条件によって直帰率の値が違うこともあります。これらを分析することで、一体何が起こっているのか、利用者がどう思っているのかを想像したり検証することが大切です。

直帰率 – アナリティクス ヘルプ