SEOに強いブログ記事の書き方: 思ったより順位が伸びない。基本を忘れていませんか?

検索に強いブログ記事を書くにはどうしたらいいか? という話です。けっこう記事数も多くてがんばっているつもりなのに、思ったほどアクセスが増えないな、というとき、何が足りないのか。

SEOで伸びないとき、これを忘れていませんか?

SEOに頼りたいときというのは、時事的な記事を毎日何記事も投稿していくような方法がマッチしなくて、できればひとつの記事が末長く人を連れてくるような、そんなサイトを育てたい、という考えがあると思います。でもなかなかそのとおりにならない、というとき、忘れている観点があります。

「SEO = とにかく記事数を増やせばいい」ではない

まず大事なのは、ひとつひとつの記事がSEOを意識して作られているか、という観点です。

とにかく文字数が増えれば、とにかく記事数がたくさんあれば、そのうちSEOに強いサイトになるはず、という思い込みは根強いように感じています。全くもってそうではありません。

毎回、検索キーワードを意識しているか

SEOによくある勘違いのひとつに、「なんでもいいのでとりあえず検索上位に来てほしい」というのがあります。

ウェブ検索とは、ユーザーが何らかの言葉を入力してするものです。つまり「検索上位」というからには、何の言葉で検索されたときに上位に来てほしいのか、「何の言葉」が決まっていないとおかしいのです。

だから、SEOを意識したサイト作りがしたいのであれば、ブログ記事を作るとき、ひとつの記事ごとに検索キーワードを決めます。検索キーワードとは「この記事は何ていう言葉で検索されたときに現れてほしい」というその言葉のことです。

需要のない検索キーワードにこだわっていないか

検索キーワードを決めればいい、といいましたが、その言葉の選び方にも盲点があります。

全く検索需要のないキーワードを設定すると、せっかく書いた記事が読まれることは少ないでしょう。

よくある間違いは、ほんの一握りの人しか知らない言葉や固有名詞を検索キーワードに設定してしまうことです。

もともと誰も検索しない言葉を狙うと、その言葉では1位を取れる場合があるので満足感はあります。しかし、そもそも検索されないのですから、たまにしか読みにくる人がいません。続いてそういうキーワードばかりをやっていると、「こんなに記事を増やしているのにアクセスされない」という結果に陥ります。

「ニッチなキーワード」というのはそういう意味ではないんです。

需要のある検索キーワードを理解するには?

検索キーワードとは、誰かが何かについて知りたがっている、まさにその需要です。誰かが知りたがっていることを書けば、その記事は読んでもらえます。

よくいう「ニッチなキーワード」とは、需要のある検索キーワードのうち、まだ誰も手をつけていない、検索してみても意外と充実した記事が出てこない、そんなキーワードのことです。ぜひそういう検索キーワードを狙いましょう。

需要のある検索キーワードを知るためには、Googleサーチコンソールを見たり、検索ウインドウなどに出てくるサジェストを見たりします。

もっといいのは、自分のサイトで扱っているテーマについて、自分の頭で考えてみることです。「私だったら、◯◯◯のテーマで◯◯◯のことが知りたい」と考えてみます。考えてもわからなければ、読者やファンに尋ねてみたり、SNSでのコメントを探ってみて参考にします。

検索キーワードというのはなにかこう、SEOの裏技攻略法みたいに思っている人がいるのですが、実際には全く逆です。誰かの「知りたい」という思いを汲み取ったエッセンスが検索キーワードです。

記事タイトルをおろそかにしていないか

ブログ記事の本文がそれなりにちゃんとしていても、記事タイトルがまずいと検索順位は上がりません。

記事タイトルは記事が公開されたあと、じつに様々な場所に現れます。Google検索結果に。サイト内のカテゴリページに。SNSでシェアされたときのページタイトルとして。フィードアプリや配信サービスに。だからそれだけ重要視されているということです。

ブログ記事のタイトルは、それを読んだだけである程度記事の趣旨がわかるように書きます。一番良くないのは一言だけのタイトルです (例えば「報告です」とか)。

本文の書き方は「結論ファースト」かつ「知りたいことを知りたい順に書く」

SEOに強い記事には特徴があります。それは、読者が最後まで読み通すことができ、読んだ後に(できれば深く)納得できる記事、です。そのような記事を作るコツが「結論ファースト」と「知りたいことを知りたい順に書く」ことです。

なぜ「結論ファースト」であるべきなのかというと、理由のひとつは、そうでないと読者は即離脱してしまうからです。後述しますが、即離脱されるような記事はGoogleにそっぽを向かれます。

本文の話の流れを組み立てる際には、読者が知りたいと思われることを知りたいと思う順に書きます。つまり、読者が知りたいことはなにか、をまずは把握した上で記事を書きます。

「読者が知りたいこと」は検索キーワードを決める際にある程度見えてくることが多いでしょうから、やはり検索キーワードの設定も重要なのです。

「腹落ち」しない記事はSEOで伸びない

なぜ「読者が納得できる記事」がSEOに強いのかというと、Googleがそういう記事を優遇したいからです。

私はこれを「『腹落ち』する記事」と呼んでいます。読者が最後まで無理なく読み進めることができ、納得して「知りたいことがわかった!」「役に立った!」「読んでよかった!」と思える記事を目指して作ります。

読者が「腹落ち」できると、読後にブックマークをしたり、SNSでシェアしたり、LINEで友人に教えたりします。こうやって記事が強くなっていきます。

逆に、この点を見逃していると「がんばっているのにSEOの結果が芳しくない」の大きな原因になります。

たとえば、何か知りたいことがあってウェブ検索をしていて、あるブログサイトを開いてはみたものの、ほんの3行ほど読んだあたりで「なんや、中身の薄そうな記事やな」と思い、即座に検索結果に戻った、という体験はどなたもあると思います。

こうしたユーザーの行動をGoogleは把握しています。離脱されることが多い = 「あんまり中身が充実していないのね」と判断されます。

だからこそ、SEOに強い記事にしたいならば「腹落ち」する記事を書くことが必要なのです。そのために、結論ファーストで読者の知りたいことを知りたい順に書く。

記事概要(Description)や、画像Altは当然のように埋める

記事ごとの概要、画像Altなど一見表には見えない情報も検索エンジンは見ています。表には見えないといっても、SNSや検索結果では表示されることもあります。必ず埋めるようにしましょう。

見出しを使う

ブログ記事の本文を長いひとつのままにしないで、できるだけ見出しを入れます。見出しも検索結果に現れることがあります。

見出しだけを拾い読みしても記事の概要を知ることができる、そういう見出しのつけ方が理想です。

また、見出しは使用順を厳守してください。見出しは大きいもの(数字の小さいもの)から順に使い、H2 > H3 > H4… というふうに階層にして使います。決して「見出し4の見た目が好きだから全部見出し4にする」という使い方はしないでください。なぜなら、見出し構造の正しい使い方も検索エンジンのチェック項目の一つだからです。

WordPressでも他のCMSでも、記事タイトルにH1、本文の見出しにH2以下が割り当てられることが多いです。

まとめ: SEOで伸びないとき、これを忘れていませんか?

この記事でお伝えしたかったことは次のとおりです。

  • 検索キーワードの意味を理解していますか?
  • 需要のない検索キーワードにこだわっていませんか?
  • 需要のある検索キーワードを探していますか?
  • 記事タイトルは、それを読んだだけで記事の概要がわかるような内容になっていますか?
  • 記事本文は結論ファーストで、読者の知りたいことを書いていますか?
  • 記事概要(Description)や画像Altなどを全部埋めていますか?
  • 記事本文には見出しを入れていますか? 見た目で選んだりしていませんか?

SEOについてはいろんな用語が出てくるのでいちいち個別に追っかけて迷ってしまう人が多いのですが、基本的には、誰かにとって役に立つ記事を、誠実に作ることです。

一度公開した記事でも以上のようなことをおさえてリライトすると良くなることもありますので、ぜひ試してみてください。