ビジネス戦略を立てるためにおこなう分析方法。
3Cとは、次の3つの頭文字を指す。
- 顧客・市場(Customer)
- 自社(Company)
- 競合他社(Competitor)
3つの視点、つまり顧客・市場のニーズ、自社の特徴、ライバル社の特徴をそれぞれに分析して自社の強みや売りをあきらかにする。
3C分析の発祥
3C分析は、1982年に上梓された大前研一氏の著書「The Mind of the Strategist」(日本語訳版「ストラテジック・マインド」)に述べられており、その後経営者やコンサルタントに広まりました。
つまりインターネットが身近に存在するようになる前からある考え方なので、「3C分析」はウェブマーケティング用語というわけではありません。
ただ、マーケティング戦略の立案に有効なので、ウェブ集客が重要になった昨今でも使われることの多い手法です。
自社の強みを絞る、競合分析、市場のニーズの三角関係
自社の強みを絞ることは、どんなビジネスにも必要なことです。そもそも、市場に求められている要素でなければ強みにはなり得ません。
そして、競合他社が持っていないものこそが強みになるので、自社の強みを把握するには他社を知ることが必要です。