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請求書の書き方を調べているフリーランスや個人事業主のそこのあなた。
請求書作成クラウドサービス「Misoca (みそか)」使ってみたらどうですか?
個人事業主や小規模企業の経営者さんは、エクセル等で請求書を作成している方が多いと思います。
そうするのが普通だしお金かからなくていいでしょ? って思うかもしれないんですが、昨今は請求書の書き方が色々めんどくさいじゃないですか。ねえ。
それで私のところでも「Misoca (みそか)」を導入してみたら、エクセルなどでフォーマットを作るより断然簡単で便利だったので、ご紹介します。よかったら読んでみてください。
- Misocaとは? 請求書等をウェブ上で簡単に作成できる
- 「Misoca (みそか)」を使うメリット
- フリーランスの請求書? インボイス? 適格請求書? 軽減税率?…ほんまややこしいですよね!
- Misoca の請求書フォーマットはどうなってる?
- 請求書だけでなく、見積書から請求書へコンバートしたり、納品書をついでに発行したりもできる
- 請求書のメール送付がめっちゃ楽。いちいちPDFに書き出ししなくていい
- 郵送も肩代わりしてくれる (有料だけど、これすごい)
- 会計ソフトと連携できる (弥生会計、freee)
- ステータス管理 (未払チェック) やレポート作成ができる
- PayPal連携「Misocaペイメント」で、請求書から払ってもらうこともできる
- Misocaのデメリット?
- Misocaの料金はどうなってる? 無料プランがどのくらい使えるか
Misocaとは? 請求書等をウェブ上で簡単に作成できる
「Misoca (みそか)」とは
見積書、納品書、請求書をウェブ上で簡単に作成、送付、管理ができるクラウドサービス
です。帳簿ソフトでおなじみの弥生が提供しています。
クラウドサービスなのでパソコンさえあればどこからでもアクセスが可能で、書類の作成から管理までがスムーズに行えます。
「Excelでも別にかんたんだよね?」と思われたかもしれません。まあ私も「numbersでええやん」と思っていました。が、「Misoca (みそか)」はかゆいところに手が届く機能がいろいろとあり、あまりに便利なので、もうこっちで統一することにしました。
Misocaはスマホで使える?
私は使ってないんですが、iOS版アプリ、Android版アプリもあるみたいです。
ちなみにブラウザ版は、スマホでもいちおうログインはできますが、使用はちょっときびしいです。タブレットは問題ない。
「Misoca (みそか)」を使うメリット
何が便利なのかというと、こんなところです。
- 最近のややこしい税制にも対応できて安心
- 請求書だけでなく、見積書から請求書へコンバートしたり、納品書をついでに発行したりもできる
- 請求書のメール送付がすごくラク。いちいちPDFに書き出し→添付などしなくていい
- 郵送も肩代わりしてくれる (有料)
- 会計ソフトと連携できる (弥生会計、freee)
- 未払チェック、レポート機能も便利
- PayPalと連携して、請求書から払ってもらうこともできる
けっこう色々とメリットがあるんです。順に説明しますね。
フリーランスの請求書? インボイス? 適格請求書? 軽減税率?…ほんまややこしいですよね!
最近、なぜこんなにも請求書の作り方がめんどくさいのかというと、皆さんご存知、インボイス制度、軽減税率など、あの独特な税制のおかげですね (笑) (怒)。
Excelで請求書のフォーマットを作ろうとすると、これら全てにマッチするフォーマットを作らないといけない、ということになります。
もちろん自己責任で。そして、正確に作らなくてはいけません。
もうね、めんどくさいですよね。ほんっとうにめんどくさい。
ところが「Misoca (みそか)」を使えば、フォーマットに沿って金額を入力していけば、正確な請求書が作れるようきちんとアシストしてくれます。
私は正直、このためだけに Misoca を導入したと言っても過言ではない。
ライターやイラストレーターなど源泉徴収税を差し引いて払ってもらう業種の人も、チェックを入れさえすれば自動計算してくれるので、めっちゃ楽ですよ。
ちなみに、取引先の登録時には、会社名から法人番号を自動で検索する機能もあって気が利いてます。
Misoca の請求書フォーマットはどうなってる?
どんな姿の請求書ができかるのか、というところですが、いくつかのフォーマットがあらかじめ用意されていて、その中から選ぶようになっています。ちょっとかわいいめのもあります。
ロゴや社印、住所などは、あらかじめ登録しておくことができますが、請求書ごとに差し替えることも可能です。
ただ、「ここだけ文字を大きくしたい」とか、そういう編集はできません。
請求書の体裁にめちゃくちゃこだわる人には物足りないかもしれませんが、他のメリットが便利すぎるので私はもう気にならなくなりました。ビジネス文書は、正確に伝わればそれでいいやん、と。
請求書だけでなく、見積書から請求書へコンバートしたり、納品書をついでに発行したりもできる
Misocaは、請求書だけでなく、見積書や納品書の作成もできます。
例えば、受注したらまず、Misocaで見積書を発行します。その内容で受注が決まったら、注文書&注文請書に変換。
そして仕事をして、終わったら請求書と、ついでに納品書にも変換。以上、変換はボタンをポチッとするだけ。同じデータを何度も作り直す必要がありません。
これ、Excelで作るとしたら地味に面倒なんですよね。「新しく別フォーマットでファイルを作って、数字を入力し直す」というひと手間。しかも金額の入力ミスなどが発生しやすいところでもあります。
Misocaでやればミスもなくなるので効率的。30分かかっていた作業が1分になるイメージです。
あと、気が利いてるのが、発注書発行をお客様がボタンクリックだけでできる機能。見積書をお客様に送り、ブラウザの画面で開くと「発注する」ボタンが現れ、それをお客様がポチっとしてくれるだけで注文書が発行されます。
請求書のメール送付がめっちゃ楽。いちいちPDFに書き出ししなくていい
Misocaでは、請求書を直接お客様にメールで送信できます。やり方は、請求書を画面で開いてそこから「メール送信」を選ぶだけ。
ちなみに、どーしてもPDFファイルが要る! なんてケースがあれば普通にPDFとして書き出すこともできるのでご安心を。
エクセル等で請求書を作っていると、一度PDFで書き出し、それをメールに添付する必要がありました。で、よく、添付をし忘れるんですよね… (あなたもやったことあるでしょ?)。
Misocaを利用するとその手間が完全に省けます。
「まあそれくらいの手間」と考えてしまいがちですが、ちりも積もればというやつで、メールの文面考えたりとか、添付を忘れて再送したりとか、結構無駄な時間になっています。
どっかで聞いた話では、そういう時間を合計すると1年間で半日くらいになるそうですね。
Misocaの管理画面からサクッと1秒で済ませて、かけがえのない時間を守りましょう。
電子インボイスにも対応
これはちょっと余談ですが、Misocaは電子インボイス (Peppol規格 [ペポルきかく]) というのにも対応しています。
これは、請求データを専用のデータフォーマットで送って、帳簿ソフトが直接処理できるようにする仕組み。PDFとか文書にすることすら省いて効率化するわけです。
今私の周りで使っているところはまだありませんが、将来これが主流になってきたら、もうエクセルで請求書を作っている場合じゃなくなります。世界的に普及しつつあるそうなので、今のうちにMisocaのようなツールに慣れておくのは、これからのフリーランスには大切なことかなと。
郵送も肩代わりしてくれる (有料だけど、これすごい)
これは私も使ってみてちょっとびっくりした機能なんですが、「請求書を紙にプリントし、郵便で送る」という一連の流れを、Misocaではボタンをポチッとするだけでやってくれます。
自分でプリントアウトもしなくていいし、自分で郵便局に行く必要もないんです。
最近は電子帳簿法に対応する企業が急増してて「請求書は必ず郵便で送れ」という企業はずいぶん減りましたが、業種によってはいまだにあると思います。
ハンコはどうするの? というとあらかじめ印影をデータ化しておいて、Misocaのテンプレートに組み込んでおけば、印影のついた請求書が発行されます。
実際に押印したものでないと受け付けない! なんていうクライアントがもしいたらこの機能は使えませんが…さすがにお役所ですらそういうことは言われないので、問題ないはずです
ただ、このサービスは1件ごとに有料で、1件160円。加えて、有料プランに入っておかないと利用自体ができません。しかし、160円に切手代も封筒代、手間賃まで含まれているとなると、ちょっと驚きの安さではあります。
印刷から封入までは自動化されていて、わざわざ人が見ることはないそう。情報が漏れることもないのがありがたいですね。自分でやると、コンビニでプリントしてうっかり置き忘れ、なんてリスクもありますからね。
私の会社では実際にこの機能を使っているんですが、クライアントには何の違和感もなく受け入れられてます。
どんな封書が送られるの? ってところが心配な方は、有料プランに入ると、1通だけ試しに送付できるクーポンをもらえるので、その分であえて自分に送ってみるといいですよ。
会計ソフトと連携できる (弥生会計、freee)
Misocaには、弥生会計やfreeeなどの人気会計ソフトとの連携機能が備わっています。つまり、請求データを帳簿に自動で入力してもらえるということ。
あとは同じく弥生サービスの「スマート証票管理」というアプリとも連携していて、自動保存もできるので、インボイス制度・電帳法への対応がめちゃくちゃ楽になります。
最近のクラウド系帳簿ソフトでは銀行データやクレジットカードのデータも自動で読み込めますから、これに請求データの自動入力も加えれば、帳簿はもうほとんど手入力の必要がなくなってきますね。
ステータス管理 (未払チェック) やレポート作成ができる
Misoca で請求書を作り、支払期限を入力しておくと、請求書の一覧画面で入金のステータス管理ができます。入金されたら「入金済み」をチェックするだけ。
1回の金額はあまり高くないけど取引数が多め、というクリエイティブ系フリーランスの方にはかなりありがたい機能なんじゃないでしょうか。
また、月別/取引先別のレポートも発行できます。こういう数字を目にみえる形にしておくこと、小規模経営だと面倒でスルーしてしまいがちですが、成長のためには大事ですよね。
PayPal連携「Misocaペイメント」で、請求書から払ってもらうこともできる
あなたがPayPalのビジネスアカウントを持っていれば、Misocaと連携して「Misocaペイメント」という機能が使えます (有料プラン加入が必要)。これを使うと、お客様が請求書を見たらすぐにオンラインでPayPal支払いをすることができます。
フリーランスの中でも個人のお客様と取引する機会の多い人は使い手のありそうな機能ですね。
ただし、お客様もPayPalアカウントを持っている必要がある。持っていなければ銀行振込で払ってね、というフローになるので、確認してから送るのがいいかもしれない
「Misocaペイメント」を使うには、あらかじめ連携の設定を済ませたのち、Misocaで請求書を発行する際に「Misocaペイメント払いを許可」のチェックを入れておくだけ。
他にも、「Misoca口座振替サービス」「Misoca回収保証」という、お客様からの代金回収を肩代わりするサービスも用意されています。
Misocaのデメリット?
以上、Misocaの便利なところご紹介してきましたが、何かデメリットらしいデメリットあるかな? と思って振り返ってみました。
プラン100がいきなり高いかな
一番安い有料プラン15とプラン100との隔たりが結構大きい。会社の方で使ってみて、中間のプランあったらいいな、とちょっと思った。
今までのやり方を変える必要がある
Misocaは本当に便利なんだけど、今まで表計算ソフトで作っていた人にとっては、全く新しい方法に乗り換えるということなので、いくら便利とはいえ使い始めはそれなりに調べたりは必要になると思う。そしてフリーランスでMisocaのようなサービスを使っている人はまだまだ少ないので、ググってもまだあまり情報が見つからない。
郵送サービスは無料プランでも使えたらいいのにな
これは願望ですね…
こんなもんかな。それ以外の機能面での不満というのは今のところ特に見当たらないです。
Misocaの料金はどうなってる? 無料プランがどのくらい使えるか
最後に、料金がどうなってるのか、の話。
Misocaの料金プランは、発行できる請求書の数に制限があって、無料プランだと月に10通、有料のうち一番安いプランだと月に15通です。
有料のうち一番安いプランの金額は、年額8,800円 (+税) です。
まあ、仕事のやり方によってここは人それぞれだと思いますが、制作系のフリーランスの方だと、大体の人は月10通で足りるんじゃないでしょうか。
上限を超える請求書は、有料プランに入っていると追加料金で発行できますが、無料プランだと追加発行自体ができないみたいです。なので、確実に月10通超えそう、という方はサクッと有料プランに入ってしまったほうがいいですね。
無料プラン | 有料プラン (プラン15) | |
---|---|---|
金額 | 0円 | 年額8,800円 (+税) |
発行できる請求書の数 | 10通/月 | 15通/月 |
上限を超えた請求書発行 | できない | 追加料金 (1通70円+税) |
請求書郵送 | できない | 追加料金 (1通160円+税) |
決済サービスの利用 | できない | できる |
私は個人事業主として無料、会社代表として有料で2個のアカウントを使ってみましたが、請求書郵送サービスを使わないのであれば、機能的には無料プランでも問題ないです。
PayPal連携も、有料プラン加入が必要ですが…企業と取引している人だと、必須ってほどではないかな。
以上、気になったらぜひ、試してみてください。すべてのフリーランサーや個人経営者におすすめです。