Slackの使い方、初心者向け:3行にまとめてみた

超初心者のSlackの使い方、とりあえず3行でまとめてみました。

Slackの基本の使い方(これだけ覚えといて)

  1. 話題ごとのチャンネルに投稿する
  2. コメントに返信すると「スレッド」ができる
  3. 誰かに気づいてほしいコメントには「メンション」をつける(アットマークをタイプ→相手を選ぶ)

私にとってSlackは便利でもはや欠かせないツールになりました。ただ、第一印象は独特さんでナンジャコリャーと思ったのも確か。

最近は職場でSlackが導入されていて、入社したてでいますぐ使い方覚えな!みたいな方もいらっしゃるのではと思います。まずは先に挙げた3行さえ覚えておけばひとまずだいじょうぶ。

私は自分で事業をやっているほうの人間ですが、お客様とのやりとりも一部Slack化されてきております。でももっと推進できたらいいのになー、と思っています。CCに10人くらいメールアドレスが入っていると「ワークスペース作りましょか?」って聞こうかどうかモヤモヤしてしまいます。

Slackって何がいいの?使うメリットって何?

私が思うSlackを使うメリットはざっくりと次の4つ。これらのメリットのおかげで、仕事の質が良くなります。

  • 情報共有がラク
  • 社交辞令の無駄を省ける
  • ちょっとしたことも投げやすい
  • 複数プロジェクトが動いていても把握しやすい

メールより情報共有がしやすい

Slackでは話題ごとにチャンネルを作り、その話題に関係する人をチャンネルに加えて会話をします。

一対一の通信は、Slackの世界では「ダイレクトメッセージ(DM)」といいます。仕事本体の話はチャンネルで会話をして、個人的なことや他に知らせるべきでないことはDMを使う、という使い方が多いです。

チャンネルはプロジェクトごととか、部署やチームごととか、分け方は自由です。あまり増えすぎると収拾がつかなくなるので、最初に方針を決めておくのがいいと思います。

さて、旧来のメールは一対一のやりとりには問題ないのですが、仕事は必ずしも一対一ではありません。

メールで宛先に10人くらいCCを入れて連絡してると、たまに入れ忘れたりして文句を言われたり。返信に返信を重ねてメールがずらずらと長く、読みづらくなっていきます。チャンネルを活用していれば、それらの無駄がありません。

他にも過去の話題にすぐさまアクセスできるので、プロジェクトに関わる人が途中で増えたり減ったりしても、チャンネルに加えたり退出してもらうだけ。

社交辞令の無駄を省ける

日本人は特に、多くの人がメールのことを「お手紙」って思っています。「お世話になります」「お疲れ様です」「お忙しいところ失礼します」からはじまり「よろしくご確認のほどお願いいたします」に署名までつけないと成立しないと思って(思い込んで)います。

この、意味も感情もそれほどなく、日本語文法的にも割と変なこの文言たちを、仕事に就いてからこれまでの間、一体何回書いてきたのでしょうか。

よく考えたらひどくもったいない。その時間を試算した記事を過去にどっかで読みました。数字はうろ覚えですが、一人の会社員が一年間で数日の勤務を「それ」に費やしている計算になるそうです。

たかが数日じゃないんです。人生の時間は生命そのものです。だから社交辞令を省いて生産性を上げることって本当に大事よね、ということ。

ちょっとしたことも投げやすい

日本人の多くがメールを「お手紙」だと思い込んでいる関係上、メールでは「ちょっとしたこと」は投げられない。

仕事に取り組んでいる最中にちょっとしたアイデアを思いついたとか、ちょっとした疑問とか、あるいは雑談。そういうことどもが仕事をより良くするのは明らかですが、メールしか使っていないとそれらは全て闇に葬られます。

そこで、チャットツールに切り替えることでアイデアやコミュニケーションが生まれやすくなる、というわけです。リモート勤務の人が増えた昨今、このメリットってあると嬉しいんじゃないでしょうか。

Slackはデフォルトで雑談チャンネル(#ramdom)が用意されています。「たまには雑談しよう」というSlackの思想が現れているようで私は好きです。

複数プロジェクトが動いていても把握しやすい

チャンネルを使っていてより嬉しいと思うのが、同じ集団内で複数のプロジェクトを進めているとき。メールでは同じ人に複数の話題を投げるとごっちゃになって情報の整理だけで時間がかかってしまう。話題ごとのチャンネルだとそういう無駄がないですね。

以上、私が思うSlackのメリットでした。メールはこの先もなくならないとは思うけど、決して仕事を進めるのに便利とはいえないことは、10年以上も前から話題になっていることです。チャットツールを導入してメールと併用するようなビジネス上のコミュニケーション方法が増えていくと思います。