ブロックリスト(禁止用語リスト)の使い方を説明します。ブロックリストを用いる目的については「冷やかし利用を避ける」をお読みください。
禁止用語リストとは
WordPressのデフォルトの設定で「コメント内で許可されないキーワード」(ここでは禁止用語リストと呼んでいます)があります。スパム排除などのために使われる機能です。
資料ダウンロード (F70 Lead Document Download) は、利用者がダウンロード登録受付フォームに入力した際に、このキーワードリストと入力内容を照合します。
利用できるリストは2種類
WordPressのデフォルト設定の禁止用語リストと、資料ダウンロード (F70 Lead Document Download)プラグイン独自の禁止用語リストのふたつがあります。それぞれの設定箇所と影響する範囲は次のとおりです。
リスト | 設定箇所 | 影響する範囲 |
---|---|---|
WordPressデフォルト | 設定 > ディスカッション > コメント内で許可されないキーワード | サイト内のすべての投稿とコメント |
資料ダウンロード独自 | ダウンロードフォーム > 設定 > 許可されないキーワード | ダウンロード登録フォームとダウンロード実行ページのみ |
禁止用語リストに記入できるもの
名前、会社名、メールアドレスのドメイン(アットマーク以降)などが入力できます。フリーメールアドレスやいわゆる「捨てアド」で利用されるドメイン名などをリストに入れておけば、冷やかし利用のブロックに役立ちます。
リストにはIPアドレスやユーザーエージェント名なども記入できますが、資料ダウンロード (F70 Lead Document Download) にはまだそのチェック機能が搭載されていません。将来のバージョンで追加されるかもしれません。
ブロックリスト使用の注意点
プラグインは「フォームの入力内容がリストの文言を『含む』とき」ブロックする、という方法でチェックをします。ですので、リストに加える文言は慎重に選んでください。
- 例えばブロックリストに「会社」という単語を登録したら、「株式会社」も「合同会社」もブロックされて、ほとんどの利用者がダウンロードまでたどり着けなくなってしまいます。
- 例えば「er.com」という単語を登録すれば、spammer.com も gooduser.com もブロックされてしまいます。そこで、メールアドレスのドメインについては「@spammer.com」のようにアットマークを含めて登録するのがおすすめです。