概要 – 西宮市のハーブ化粧品開発プロジェクト
株式会社鳴尾化学研究所は、甲南大学CUBE(マネジメント創造学部)の学生と共同でオーガニックコスメ「Jolie(ジョリィ)」を開発しました。
このプロジェクトにおいて、Factory70は企画アドバイザー、パッケージデザイン開発、プロモーション(SNS & 紙媒体ツール)監修・ディレクションを担当しました。
この事業は「産学官連携による西宮ブランド産品創造事業」として行われたものです。
プロジェクトの流れ
開発会議は甲南大学CUBE西宮キャンパス内において、2016年5月から2017年2月まで10回に渡って行われました。
株式会社鳴尾化学研究所が提供する国産オーガニックハーブ水を題材に、若い世代にもオーガニックハーブの良さを知ってもらえるようなコスメを目指して開発が進めました。
大学側からは経済・経営を学ぶ学生有志10名ほどが参加し、市場調査を行ったり、その結果を積極的に報告しあったりと、本格的な商品開発を行いました。
調査と会議を重ねた結果、香りの優しい無農薬ハーブ水の特性を生かしたスリーピングジェルパック(顔につけてそのまま眠るタイプの美容パック)を開発することに決まりました。
プロジェクトが後半に入り、商品の姿が見え始めた頃、パッケージ開発が始まりました。これまでの会議で示された方向性を元にロゴやパッケージのデザインを決定します。またネーミングは学生が意見を出し合った中から選びました。
商品とパッケージが完成したのち、モニターテストを兼ねた配布イベントを、ららぽーと甲子園で2日間に渡り行いました。学生は自分たちで開発した商品を一般客に直接手渡し、その香りや感触を試してもらいました。この結果、200名以上からアンケート回答を受け取ることができ、その多くが好意的な意見でした。
デザインコンセプト
オーガニックハーブとの新しい出会いを楽しんでほしいという思いを込めて、友達が海外旅行中に見つけてきたお土産のようなデザインを目指しました。配色は3種類作成したカラースキームのなかから、北欧デザイン風を意識した個性的な色の組み合わせを選択しました。
ロゴはモダンなイメージの字体をベースに、大地に根をはる植物からの連想として、全体を安定感のある台形のシルエットに整えました。また「眠る」を示す月のマークをあしらっています。
見積項目例(サンプル)
- パッケージデザイン開発費
- 共通項目
- カラースキーム作成
- ロゴ制作
- イラスト制作
- ボトルデザイン制作
- 全体デザイン
- 試作作業費
- セット箱デザイン制作
- 全体デザイン
- 図面作成
- 裏面デザイン作成
- 試作作業費
- 共通項目
- SNSアカウント開設・管理費
- リーフレット制作費
- デザイン制作
- コピーライティング
- 立看板デザイン制作費
- 会議出張費(10回)
- 企画アドバイス費
※実際の受注内容とは異なります。
※金額は非公開です
※印刷費は含みません。